達也の誕生日の日のこと。
その日は運動会。
遠くから両親が見にやってきたこともあって、あらゆる意味で大忙し。
結局、誕生日のパーティー・ケーキなどはこの日はなかった。
誕生日プレゼントも、特に欲しいものがないということで、一旦保留。
小学6年生とはこういうものか。
自分が同じ頃は、ケーキとプレゼントは欠かせなかったと思ったけれど、思ったよりも達也は考え方が大人なのかもしれないと思った。
そういえば、達也は今年は運動会の徒競走は1着。
リレーの選手にも選ばれて走っていた。アンカーではないので、達也の成果はあまりわかりやすいものではなかったけれど、誰も抜くことはできなかった代わりに、誰にも抜かれないで走りきった。
昨年までの運動会では、あまりパッとしない普通の成績だったので、驚きだった。
でも、よく考えると、低学年の頃は、運動については、標準よりも下くらいのランクだった印象であることを考えると、他の子供よりも成長が早いのかもしれない。
よく言えば、努力しているのだ。
そういえば、子供の頃から野球を続け、毎週末はいつも練習に出かけている。
本人の努力の結果なのだろう。
誕生日にプレゼントを親が受け取った気分だ。
何か欲しいものを聞き出して、買ってやらねば。
親孝行というのは、こういうことを言うのかもしれないと改めて思った。
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